洋館と藤森さん

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豊田市美術館に行ってきました。

ジプリの立体建造物展

魔女の宅急便の キキの実家を
DVDをとめて模写したこともあるくらい
ジプリ作品にでてくる家々は大好きです。

 

予備知識もあまりないまま会場に入ったのですが
思いがけず心に残ったのは

建築家藤森照信さんの説明でした。

上橋菜穂子さんの本を読んでいた時に
思ったことに重なってきたからです。

 

 
この夏はファンタジーにおおいに浸りました。

物語を楽しむのはもちろんのこと

目に映るのは

表現の巧みさ
描くもの描かないもの
作者の知っている手ざわり・におい・味覚などの五感
生活感 経験 知識など

作者からにじみ出るものでした。

 

物語を読みながら

作者と語り合っているような感覚。
それを楽しんでいました。

 

そして空想の世界に読む人を引き込むには
矛盾しているようですが

リアリティがあることが大事だなあと再認識しました。

 

 

 

 

 

藤森さんは

ジプリ作品のリアリティのある部分を

ご自身の思いや感動を入れながら

説明してくださっていました。

恐れ多いですが、
藤森さんの視点と

本を読んでいる自分の視点が重なりました。

二つの視点で展示を見ることができたので
とても興味深いものになりました。

 

 

 

 

不思議なことに
藤森さんのことはつい3,4日前に見聞きしたばかり。
思いがけず築90年の非公開の洋館にお伺いしたのですが
その洋館の調査をされていたのがまさに藤森さんでした。
だから美術館で藤森さんの名前を見つけたとき
あら、また藤森さん!と思いました。

 

ジプリ作品も洋館をもつ家の登場率が高いですよね。

トトロもそうですし
借りぐらしのアリエッティ  にも
風立ちぬ  にも登場してきます。

先日の洋館で感じた空気感を思い出しながら
絵の世界に入り込みました。

 

 

洋館

とても魅かれます。

ステンドグラスも

窓の形も
窓枠の色も
アーチのある天井も
漆喰も
日本の技術で西洋文化を取り入れているところも
そして当時の日本人の西洋への憧れの気持ちも。

洋館を見に行ったその夜

「やっぱり洋館は好きみたい。

次に家を変わることがあったら洋館もいいなあ」と

家族に話していたくらいでした。

 

 

 

 

 

リアリティのあるファンタジー
ジプリ
藤森さん
洋館

経験したことがつながっています。

 

これがどんな形で私の外にあふれていくのかもとても興味深いです。

そしてほとんど図録を買わないのに
今回は買ってしまった。

 

 

その中に藤森さんのこんな言葉がありました。

***

重要な点は、理想郷というのは庭なんです。
日本でも極楽浄土を表現しようとして浄土庭園を作ったり

枯山水で海に浮かぶ須弥山や蓬莱山を表現していますが

面白いもので、楽園、桃源郷というと、

世界中のどの文明でも大体庭の形で表現されてきたんです。

***

 

ちょっと
いえいえずいぶんうれしくなる言葉でした。

 

 

 

 

 

 

 

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