詩のような庭 詩のような絵 詩のようなくらし
桃をひと箱いただきました。
家じゅうがいいにおい。
一つまるごとぱくりとかじって
みずみずしさを感じました。
あとはおしえてもらったとおり
コンポートとシャーベットに。
私の絵の先生
小さなとり のなおちゃんとお話しした続き。
なおちゃんは毎回1枚のレジュメを用意してくれるのですが
その文章がすてき。
レジュメを見ながら、いろんな角度から絵のことについて話してくれます。
技術的なことだったり
絵画的なモノの見方だったりで
毎回心に静かな波紋を残します。
今回はどんな絵をかきたいかということに触れてありました。
詳しいことは省きますが
私の目をくぎ付けにしたのは
「詩のような絵」ということばでした
詩のような 絵
写真のような絵ではなくて
そこにあるのは詩
そうそう
なおちゃん
私もそう!
思わず口にしてしまいました。
庭を作るときの一番大切にしていることは そこに詩があること
日陶連マルシェでお世話になったコスモホームの節子さんは
わたしをどなたかに紹介してくれる時にいつも
りささんは 物語のある庭を作る方なの
といってくださっていた。
物語
詩
ほんとうにそう。
そうでありたいと思っています。
流行のデザインをとりいれることや
最新の商品をカタログから探すこともときには必要かもしれません。
でもそれだけではない何かを庭から感じてほしいと
庭主さんの意向の中にいつも何とか盛り込もうと思っています。
そうか、絵も同じでした。
私がなおちゃんを絵の先生に選んだのは
きっと向かう方向が同じだからなんでしょうね、きっと。
庭は大地の上に
調和を持って絵を描くようなものです。
絵も庭を作るように
紙の上で調和を感じて描けばいいんだな。
違うことのようでどちらも同じだなあと
すとんと腑に落ちた瞬間でした。
詩のある庭
それをのぞむ庭主さんと庭を作っていきたいなあ。
そしてときどき呼んでもらって
育っていく庭をいっしょに楽しんでいきたい。
絵を描いて てしごとをして おいしいごはんを食べて
近くにいる人と仲よくして
なんでもないことを心からいとおしく思えるようなくらしをしていきたい。
もうそれだけでいいな と改めて思いました。