石組みはすてき/愛知県日進での作庭

こんにちは♪

 

今回はこんなことを書いています。
ingreenがどんな気持ちで庭を作っているか
という熱い気持ちも書いていますので
ぜひ読んでいただきたいです。

 

雑木のナチュラルな山野草の咲く石組みの庭を作る
作ることになったいきさつ
石組みはどうやってつくるのか
職人さんとのつきあいかた
庭を作るということ

 

 

 

日進市で作庭が始まりました。

白くて明るい解放感のある家です。

日進市坂部建築さんの作庭開始

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こちらは坂部建築さんの自邸であり

モデルハウスも兼ねています。

 

 

打ち合わせの時に家の中を案内していただいたのですが
自然材料をふんだんに使った家に加え
驚いたのが家の中の空気です。
その時は1月だったのに

ほんのりとあたたかく優しい空気でした。
どんな仕掛けかというと・・・
坂部建築さんのHPを見てくださいね!

坂部建築さんのHP

 

 

この庭のお話を承ったのは
2014年のことでした。
ここはちょっと長くなってしまいますが
お話しします。

 

 

2014年、東区代官町の日陶連原料ビルで

「木曽の家具に寄り添う陶器と野の花展」

というステキな企画展がありました。

その時に野の花の担当をさせていただいたことがあります。

↓ ↓ ↓

野の花展の様子

 

その時に坂部建築の奥様が展示会にいらっしゃって
山野草の鉢をお買い求めいただいたときに
初めて言葉を交わしました。

 

 

私たちをつないでくださったのは
名古屋市本山の交差点角にあった
ステキなフラワーショップで
とてもお世話になった
凜‘sさん(今はありません)

凜‘sさんはブログの中で

ingreenのことを書いてくださったのを

坂部さんが読んでくださったのが
きっかけで
企画展に足を運んでくれたのです。

 

凜`sさん 日陶連 と
ご縁のひもがつながって
こうして4年の時を経て
お庭を造らせて頂くことができて
ありがたいなあと思います。

 

 

さらにさらに、

この庭は
かなりのingreen好みです。
打ち合わせで参考写真を見たり
お話を聞きながら
この庭を造らせていただけるのは
なんて幸せでしょうと

心ときめいていました。

 

 

 

雑木の 

ナチュラルな
山野草の 

石組みの

 

どのキーワードもとても好き。
そしてどのキーワードがかけても
いけないのです。
掛け合わせて作庭したいのです。

 

石組の大胆さ
雑木の線の美しさ
山野草の可憐さ
全体を包む自然な雰囲気と

品のいい空気感。

 

 

家は洋でありつつ
主張しすぎないフラットな形で
和の要素も受け止める寛容さがあります。

 

たまたま石組みができる
大きな石がいくつか現地にあったことから
石をどう使うか。
石に合うマテリアルはと
石を中心に
庭のデザインをしていきました。

 

これがもともとあった石です。
たくさんあります。

前からあった大きな石たち

 

 

 

 

 

 

 

 

 

たくさんの中から
据え付けるイメージに合わせて
石が選ばれていきます。

 

 

 

 

 

 

石を移動してます

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

石の形や大きさを見ながら
どこに何を使うのか決めていきます。

決まりました。初めの一石

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

石組みの一石目はこちらに決定。
どの場所を天(一番上になる部分)にするか
あちこちから眺めたり
ユニックで吊り上げて
くるくる回したりして考えます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最終的に
立てて据えることにしました。

 

 

今回石を組んでいるのは
日比野さん。
日比野さんは私の心の師匠で
庭を学んでいだ時に
どれくらい多くのことを教えていただいたか!

 

品のある庭づくり
経験と知識の蓄積
お人柄
石を組む情熱。
ほんとうにすばらしい。

 

 

石貼やエクステリアなど頼む職人さんは
他にも数いますが
今回の庭は日比野さんしかいない

と決めていました。

 

 

ingreenの強みは
素晴らしいと思う職人さんに
囲まれていることです。
本当にありがたいことです。
そして
希望や庭の個性に合わせて
この庭ならこの庭主さんなら
この方が一番!

と思った職人さんに施工をお願いしています。

 

 

 

 

 

 

私がお願いしている職人さんたちには
共通したことがあります。

 

 

・作りたい庭の方向が似ていること

・こちらの話す言葉を汲んでくれる想像力

・好奇心と探求心

・より良いものを作ろうとする努力

・丁寧な仕事ぶり

・穏やかなお人柄

私は「職人さん」をリスペクトしています。

 

 

 

 

 

そして職人さんたちには

こんな心配りをしています。

 

・信頼できる関係を日ごろからつくっておく

・技が充分発揮できるように場を作る

・ingreenの現場は雰囲気はもちろん
腕を振るうことが楽しいと思ってもらえること

 

 

 

おかげさまでどの現場でも
いい職人さんですね!

と言っていただけます。
それが自分がほめられるより
何よりもうれしく思います。

 

 

 

 

 

 

さて現場に戻りましょう。

 

トラックの上の石の役割は?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お、トラックの上に石が載っています。
今ユニックを使って石を吊り上げたりしていますが
荷台が軽すぎると
吊り上げた石の重さに負けて
車の安定が悪いのです。
車がひっくり返ることも。
それで石を載せて
安定させているのです。
お近くで工事があったときに
そんなところも見てみると面白いですよ。
職人さんの小さな技は偉大です。

 

 

 

 

 

 

 

一石目に続いて2石目を据え付けます。

2石目を据え付けていきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ここは3つの石で一つの空間を作っていきます。
石組みは奇数でまとめることが多いです。
3・5・7
3石は石組みの基本です。

 

 

 

 

 

 

微調整しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

石組は
どの部分を見せて
どの高さで納めて
どの傾きで決めるかなど
考えることがとても多い。
どこで迷って

どこを決めどころにしようとしているのか
そばで寄り添ってみていると
とてもわくわくします。

 

2石が決まったとき、

美しいなあと思いました。
気が

低い石から高い石に向かって

流れている。

 

やっていることは

石を移動して据え付けるだけなのですが

石を組む ということは
私には気の流れを作っているように

見えます。

 

 

そうそう、
庭を作る ということも
空間の気の流れを作っているのですよ。

飾りつけたり

見どころを作ることもあるのですが
一番したいことは
庭という場所に
きれいな気を流すことです。

 

ingreenはそれがしたくて
庭を作っているのだなと
改めて思いました。

 

 

 

 

今回庭を作りながら
坂部さんの娘さんたちや奥様と
一緒に庭で遊びました。
そのことをブログに書いてくださいました。
↓ ↓ ↓

坂部建築さんのブログ

 

 

作庭は始まったばかり。
これからどんどんできてきます。

今回は詳しくご報告しますね。

 

雑木の、石を使った風通る庭を
作りたいなあと思ったら
お気軽にお問い合わせくださいませ。

これから作っていきたい庭です。

info@ingreen.jp
09060746479 ingreen 松田まで

 

 

それでは、また♪

 

 

 

 

 

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