雰囲気を作る木製フェンス
真鍮のインターフォンカバーをつけたTさま邸は
勝手口にフェンスを取り付けました。
こちらは何度も話し合いを重ねました。
どれくらいの隙間にするか
目隠し率は、取り付け方法は 屋根はつけるかつけないか。
大工さんにも足を運んでいただき説明を。
難しかったのが既存ブロックとの取り合いでした。
フェンスの下にはブロックが積んであるのですが
そのブロックの上に柱を立てると屋根が境界線をはみ出してしまうのです。境界線をはみ出して構造物は作れないので
柱の位置が決定の肝でした。歩きやすいように広さを確保することも考慮しました。
条件を鑑みて、できることの最大の努力をしました。
こちらはアルミでフェンスを作成することも考えていたのですが
施主さまがやっぱり木製、との強い希望でした。
強くてメンテナンスが楽なハードウッドをおすすめしました。
ハードウッドは赤茶色がだんだんと薄くなり、銀灰色に落ち着きます。
それもとても素敵です。
しかし施工時にこの赤茶色が下にながれて
色が下にあるものに染みてしまうことがあります。
染みないように施工するにはコツがあって
今回も大工さんは綺麗に仕上げてくれました。
ありがたいです。
木製フェンスは道路沿いにあり、ある程度の面積があります。
家の雰囲気を作る重要な構造物となっています。
愛知県小牧市
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