シマトネリコを仕立て直す

こんにちは♪

ingreenは北名古屋市を出て
名古屋市まで
大きくなったシマトネリコの剪定をしにいきました。
今回の記事で皆様のお役に立てそうなことは次のことです。

シマトネリコを小さく仕立て直す
小さなお子さんを守るプチ外構リフォーム

 

 

一年ぶりの剪定です。
ずいぶん大きくなりました。

 

 

大きくなったシマトネリコ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おや、ちょっとわかりにくいですね。
反対側からみてみましょうか。

違う角度から見たトネリコ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大きくなってちょっと窮屈そう。
実はこのシマトネリコ
将来はもっと小さくしたいのです。

庭主さんには昨年お願いをしました。
もし剪定することがあっても
根元から出ている細い2本の幹を

切らずに残してくださいねと。
切りやすいから
みなさん細いものから切ってしまうことが多いのです。

そして今のできあがり。ちょっと微妙です笑。
なにせ小さくする途中ですから。
よくみると右と真ん中に細い幹が出ているでしょう。
来年は太い2本をもっと小さくして
細い幹を切らずに伸ばしていく予定です。
そうすると大きくて困っていた樹木も
ちいさくしていけます。

すっかり剪定されたシマトネリコ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シマトネリコは大きくなるのが早いのですが
実は剪定次第では
あまり伸びないように育てることができます。
実際名古屋市緑区の社屋内で手入れしている

20年過ぎた高さ6mのシマトネリコは
この2.3年ほとんど鋏を入れなくても

大きくなっていません。

そのためにはこまめに葉の量を調整して
剪定のしかたも細やかにすることが必要です。
年1回でなくて2回入らせていただきたい技です。

そしてこの切り方が職人の腕の見せどころです。

 

 

今回は年1回ですし
樹にとっては大手術の真っ最中です。
切られたことで
樹はエネルギーの出所がわからなくて
枝が暴れます。
それを見越しての剪定です。
それでも年を追うごとにだんだん落ち着いてきます。
そうなるのが楽しみです。
樹にも庭主さんにもちょうどいい分量で
手を入れたいです。

 

こちらのお宅は
もう何年も前にリフォームをさせていただきました。
植栽もそうですが、プチ 外構 リフォームもしました。

まだお子さんが小さくて
家から道路に飛び出すことが怖かった。
それで扉のついていなかった入口に
アルミフェンスを取りつけました。

新たに取り付けた扉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

家の雰囲気に合わせて色と形を決めました。

 

さらにフェンスだったところを

出入りのできないフェンスでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

扉に改造して安全を確保

 

 

 

 

 

 

 

 

 

↑フェンスをカットして簡易の出入り口に改造しました。

表側は往来の激しい道路ですが
車どおりが少ない道から出入りできれば
小学校前のお子さんやお友達でも
飛び出して車に接触することから避けられます。
この工事は金額的にも優しいので
おすすめです。

 

 

リフォームしたところをくるっと一回り。
今回は玄関先の
ナリヒラナンテン’清流’が美しかった。
この品種は通常のナリヒラより葉が細くて繊細で
それなのに丈夫でとても私好み。
きちんとしたい場所にもひらりと収まって
しかも堅苦しくなくて本当にいい子です。
今はちょっと品薄で
確保が大変になりました。

美しく色づいたナリヒラナンテン@清流

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ナリヒラの後ろは
トキワマンサクの白花です。
前はレッドロビンが植わっていたのですが
植え替えました。
レッドロビンはあの赤い新芽がお好きな人と
そうではない人がいます。
確かに赤が目にきついなあと思うときもあります。
名古屋市本山の
今はなくなってしまった古い庭には
レッドロビンの仲間の日本のカナメモチがありましたが
その木の新芽は柔らかで暗めなオレンジ色で
それが好きでした。
病気に弱くてあまり流通がないのですが
古い庭には今でもあるかもしれません。
また出会えたらいいなあ。

 

 

 

あっ、玄関にステキなオブジェ。

こちらは庭主さんの作品ですね。

野田里美さんのステキな作品

 

 

 

 

 

 

 

 

 

実はこちらは名古屋在住の陶芸家
野田里美さんのお宅です。
女性ならではの繊細な線と銀彩の器などをおつくりです。
わが家でもお茶碗やマグカップを愛用しています。
年増すごとにご活躍で
最近は海外での展示もあってまぶしいばかりです。
いつも剪定にお邪魔すると
作陶に専念されていて
このこつこつした毎日のことが
明日の野田さんを作っているのだなあと感心しています。
野田さんの作品はこちら。

 

また1年たったらお伺いして
今年の剪定の続きをさせていただきたいです。

それでは、また♪

 

 

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