粋と無粋 桜と橘 ー愛知岩倉の庭ー

片岡邸1

 

 

 

 

 

 

 

 

着工したのは3月中頃ですから
約2か月こちらのお庭を作っていました。
2か月!

一年の6分の1!

その時間をこの家とともに過ごしました。
感慨深い。

 

とても素敵な家なんですよ。
建具などはずっと見ていたくなる。
職人の手の技の素晴らしさを感じます。

そのお庭を手掛けることができてありがたいです。

 

 

今回は家を除く外構丸ごとの承りでした。
ブロックでのしきりとその高さ 玄関の位置 玄関周りの意匠

カーポートやオーバードア

アプローチの範囲 低い生垣 などなどは
ご希望がはっきりと示されました。

その中で住まう方々 関わる方々

建物から受けるイメージ など
ご希望のこととこちらで工夫することが合わさって

今回の外構ができあがりました。

片岡邸2

 

 

 

 

 

 

 

アプローチは諏訪鉄平
大判の板を飛び石のように

というご希望だったので
大判が引き立つように
周りの石を小さく割っています。
目地の幅も細くて
私好みの繊細な石貼になりました。

これも腕のいい職人さんが
こちらの意図をくみ取ってくれたからこそ。
とても手間のかかる貼り方ですが
粘り強く施工してもらい
本当に感謝しています。

異素材がぶつかるところの取り合いのうまさが

全体の雰囲気をよくしてくれるのですが

その取り合いも美しくできたと思います。

 

 

 

そうそう、

その美しさを私は
「粋」という言葉で表すことが多いのですが

今回の外構は

「粋」な個所があちこちにできたと思います。

逆に、これは気持ち悪いなうまくないな

というときは

「無粋」という言葉を使ってますね。

そう思うと 粋な庭を作っていきたいのでしょうか。ワタシ

 

 

 

右奥の植栽は
ナリヒラナンテン モチツツジ
ミヤコワスレ コウヤボウキなど。
和を感じさせながらも
すっとした線が美しいものを中心に植えました。

片岡邸3

 

 

 

 

 

 

 

玄関の西側には イロハモミジ
単木を2株合わせて植えました。

山採りのような野放図な枝ぶりが
これまた美しい。

 

 

南の庭がまだ手つかずなので

引き続きサポートしていきます。
今後ともよろしくお願いいたします。

 

 

こちらのお宅に植える木をご相談を受けていますが
ご希望が サクラとタチバナ。

 

タチバナ!

タチバナをご所望されたのは初めてです。

タチバナはみかんの一種で
トキジクノカクノコノミといわれ
その葉が常に生い茂り栄えることから

長寿瑞祥の木として重んじられています。

 

サクラとタチバナ
左近の桜 右近の橘

お子様は女のお子様です。

 

 

 

 

2017-05-18 | Posted in ingreenの庭しごとNo Comments » 

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