わたしではない人になる

img (3)

 

 

 

 

 

 

 

 

2月上旬から各務原市の植栽工事をしています。
始めてから雪が降ったり雨が降ったりしていますが

晴れた空の青さがまぶしかったり

日の光のあたたかさにうっとりしたり
寒さの中に春を見つけることが多い時期でした。

このお庭は
私の中に私ではない感覚を持ち込んで考えたお庭でした。

時々あるんですよ。

 

 

私が作りやすいお庭というものがあって
それはもう自然に頭に浮かんでいくので
ある意味安心で無理がない。
けれど施主様のご希望などを想うと
ちょっと違った角度から考えたほうがいいこともあります。
そうしたときはある特定の人や集団のセンスや考え方を参考にします。

 

 

前に小牧で作った外構の時がそうでした。
今まで作ったようなものじゃないもので行きたい。
どうしたらいいかなと思って、大きな本屋さんに行きました。

気になった本を何冊か買って、1週間ほど時間があると本漬けに。
美術館がたくさん載っている写真集と

気になるデザイナー集団の書いた本を何度も読んで
頭の中をその人たちの考え方で満たしていきました。
もちろん自分らしさはにじみ出てくるのですが
いつもと違った線や高さをひくことができました。

それで感覚を変えたほうがいいと思うときは
頭の中を別人に変換することにしています。
別の人の頭になるのもなかなかおもしろいですよ。
その仕事を終えるころには
前よりも考え方や感じ方に厚みが出てくるような気がします。

 

 

 

今ではそのときよりかは
見たり聞いたり感じたりしたものを

ストックしておく引き出しの数が多くなってきて
さすがに本漬けにならなくても
線を引くことができるようになってきました。
そのためにはいつも新鮮で
わくわくする気持ちになっていたいなあと思います。

あと少しの樹木と下草植えと砂利を敷いて
場を清めたら庭つくりはいったん終了です。
完成するのがとても楽しみです。

 

 

 

 

友人と 映画を見に行きました。

人生フルーツ

きれいな気持ちになる映画でした。

 

 

関連記事

Comment





Comment