肩書きがキマラナイ

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プルンパーゴが咲いてきました。

青空色の花が好き。

高台にある家の柵からはみ出して垂れ下がる様子などは実にいい。
あいにくわがやは

濃尾平野の中の平坦な北名古屋市なので高台は望めないので
駐車場の脇に植えています。
それでも愛しいですよ。

 

 

 

 

ありがたいことに近頃はお祝いの席に呼ばれたり

ご縁のある企画展などに顔を出したりして

初めましての方たちに恵まれました。
はじめましてなのに、共通のお知り合いがいることが多くて

世の中広いようで狭いです。

 

 

数々の興味深いお話の中で

どんなお庭が好きなのですか?という質問を3回受けました。
映画「フラワーショウ」を見ました。

野草とサンザシの庭、すてきでした。

アイルランドの原風景を入れ込んだ

イギリスのチェルシーフラワーショーゴールドメダルを受賞した庭。

 

私は日本で育っているからか

もうすこし湿度を感じるが好き。

りささんのほんとうに好きなお庭を作っていいよといわれたら

たぶん私はしっとりした山野草の庭を作ります。

滋味のある小さな花が咲き

苔が雨で光り、時を経た石がそっと据えてあるような庭。

 

最近見た中でいいなと思ったのは

鎌倉の東慶寺

花の寺100選にも選ばれているそうです。

そうそう、私の夢の一つは

花の咲くお寺でお花の手入れをしながら

ゆっくりした時間を過ごすことなので
やっぱり日本の庭がこころに響くのかもしれません。

 

 

 

そうなんですか。意外です。
ハーブやヨーロッパ的な雰囲気が好きかと思いました。

 

 

 

ハーブも背の高い宿根草も好きですよ。

日本にはあまりないシルバーブルーの繊細な葉色も心ふるえます。
先日facebookにアップしたぎふ綜合健診センター屋上のガーデンは

花がゆれる野原のようなガーデンを目指していて

それはそれでうっとりします。

 

でもね

そうですね。

お庭ってわがやの庭以外は人様のお庭です。

基本的に庭主さんの心の投影ですから

雰囲気や植栽は庭主さんによって変わります。

 

小牧で作ったコンクリート打ちっぱなしの塀の庭。

有松の、煉瓦を敷いたかわいい庭。

高低差のある小路で長い空間を歩けるようにした天白の庭。

岩倉市のシルバーとブルーの葉を多用したシックな植栽

知多市の100㎡以上ののびのびとした芝庭とウッドフェンス

 

そのデザインや植栽はお話しをしながら庭主さんから湧き出てくるものです。

だからどんなテイストになるのかは庭主さん次第。

その中で私の好きな雰囲気や
逆に入れたくないもの←これ大事

そしてどうしても譲れないところがありますから

それがingreenらしさとなってくるだけのことなのです。

 

そうそうそれでタイトルのお話。

肩書がキマラナイ

 

ガーデンデザイナー

 

デザインは庭主さんから湧き出てくるものなので

デザイナーといえるのか?

 

 

庭師

 

ちょっと男らしい?

 

 

じゃあ、ガーデンコーディネーター

山野草の庭が好きだから ガーデンという言葉がおもはゆい

 

それで苦肉の策で

庭を作ったり手入れしたりしています  と説明しています。

 

 

 

りささんはマルシェ企画やや仕事着展などの企画もしているのだから

ingreenの松田りさというより

松田りさのなかにingreenがあるイメージ

ingreenの上に松田りさがある感じじゃない?

と、小牧市の賀名生のオーナーさんであり造園の大先輩で

どこかつながるところのある舟橋さんにもアドバイスいただいているし

絵を描いたり文章を書いたりもしたいから

そこはどうなんだろうとマヨウ日々。

 

同業のみなさんはどうやって決めたのだろう

そして一人で何役もご活躍している方はどうされてるのかな。

肩書 そろそろはっきりしたいなあ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2016-07-22 | Posted in ingreenの庭しごとNo Comments » 

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