青い星の花とカノープス

garden spring

 

 

 

 

 

 

 

 

青い星のような花は

ミヤマホタルカズラ

Lithodora diffusa

ムラサキ科

ヨーロッパ原産です。

はっとする 輝くような青です。

 

これは

今週岐阜で年間のお手入れをしているスイーツのお店の

春の植え込みに使う苗です。

 

冬前に花を植えてあるのですが

冬に植える花は温かみのある色使いなので

春にはちょっと重い。

それで4月の手入れでは

春から初夏へと移るさわやかさを感じる青を加えることにしました。

 

 

 

帰省した二人目の息子から

星の話を聞きました。

彼はちょっと特殊な環境にいるので

一時期、満天の星空を見られるところにいました。

カノープス

という星を毎日のように見たという話をしてくれました。

カノープスはシリウスに次いで

明るさでは恒星としては全天で2番目に明るい星ですが

あまりに南寄りの空にあるため

北半球の多くの地域では見ることすらできないそうです。

古代中国ではその星を見ると長生きをするということから

寿星とよばれたとか。

けれど

ある地域では逆に災いをもたらす星とよばれたそうです。

吉凶の星。

このあたりでは残念ながら見られないそうです。

満天の星を見上げる彼の目に映るカノープスを想像しました。

 

満天の星。
縦に走る天の川。
浮遊感のあるキラキラした夜空。

学生のころは穂高のふもとや

山の上で見ていたな。

 

ミヤマホタルカズラの青い星をみていたら

見たことのないカノープスを思ったり

穂高の星を思ったりしました。

 

あ、ちなみにカノープスは赤い星だそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2016-04-04 | Posted in ingreenの庭しごとNo Comments » 

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